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ザクセン州−歴史
   
 
ザクセンがはじめて歴史に記録されたのは、919年ドイツ王ハインリヒ一世がマイセンに辺境伯を置いたときです。その後1423年にザクセン大公が選帝侯に任じられ、1547年には首都もドレスデンに移り発展してきました。1694〜1733年に在位したアウグスト強王の時代に最盛期を迎えます。その後18世紀を通じ列強の一角を占めドレスデンを中心に欧州文化の華を咲かせました。1806年ザクセン王国になりましたが1815年頃の領土が現在のザクセン州にほぼ近い状態といえます。一方、19世紀は産業化が大いに進んだ時期でもあり、欧州でも最も人口密度の高い地域になっていきます。政治的には、1871年以降、ザクセンはドイツ帝国の一員となりました。
第一次世界大戦の終わり頃、一時共和国の時代となりましたが、時をおかずナチス支配の第三帝国時代となります。
第二次世界大戦でドレスデンは壊滅的破壊を受けましたが、ドイツ降伏後の東西冷戦の時代、ザクセンは東側の工業の牽引者としての役割を果たしてきました。1990年のドイツ再統一後は、その産業と文化の担い手としての伝統を踏まえ、投資も進み飛躍的に発展し今日に至っています。
2004年5月のEU拡大による新しいヨーロッパにとって、歴史的、地理的な背景を持つザクセン州の役割が重要なものとなるものと考えられます。