ザクセン州の魅力とは?

ヨーロッパで経済活動―とりわけ投資―をお考えの企業の皆様にとって、ザクセン州の魅力とはどのようなことでしょうか。

ヨーロッパの中央に位置
  ドイツは、地理的にみてヨーロッパの中央部に位置しますが、ザクセン州はその東部、地域にあり中東欧との架け橋の役割を果たしています。現在急速に経済発展を進め、2004年5月にEUに加盟したチェコ、ポーランドに国境を接し、共にこの地域の発展を牽引しています。西欧と中東欧を繋ぐ位置にあり拡大EU市場へのアクセスに最もふさわしい位置にあります。

進んでいる産業集積
  ザクセンはアウディのふるさとですが、20世紀初頭から世界の自動車産業を引っ張ってきました。東西ドイツ統一後も、フォルクスワーゲン、ポルシェ、BMWの工場が稼動しています。400社の自動車部品メーカーがあり、自動車関連産業に6万人もの人が従事しています。
  また、コンピューターの父コンラッド・ツーゼがザクセン州の出身ですが、ザクセンは東西統一前から東欧圏のマイクロエレクトロニクス分野の研究、開発、製造を担ってきました。現在では、グローバルファウンドリーズ、インフィ二オンなど世界的企業や大小500社に及ぶ企業がザクセンをマイクロエレクトロニクスのセンターにしています。就業人口も2万人にのぼります。
  これら二大産業クラスターを中心に、さらにバイオ、エンジニアリング、ナノなど幅広い分野に産業の裾野を広げています。


充実した大学・研究
 多くの大学・研究所が企業と共同で新技術の研究・開発に取り組んでいます。ザクセン州は、19世紀には「発明家の州」といわれたほど多くの新しい技術を送り出してきた創造と革新性に富んだ伝統をもった州です。これは現在までも続き、多くの可能性を進出企業に提供しています。


→ 質の高い労働力  
ザクセン州の就労者の29%は大卒相当以上で、60%はきちんとした職業訓練を受けています。特に州の複合職業教育システムは実践モデルとして歓迎されています。また、勤務意欲も高く、いわゆるストライキは殆どなく、シフト勤務や休日出勤も進んで実践しています。因みに賃金水準は旧西ドイツ地域より25〜30%低くなっています。

→ 整備されたインフラ
州内はアウトバーンの整備も進み中東欧と西側を結ぶ基点となっています。ハレ・ライプチヒ空港をはじめ航空路も整備され、ドイツ企業をはじめとした欧州企業や進出日系企業の取引に大変便利となっています。また通信のデジタル化も100%進むなど情報通信のインフラも整備されています。

→ 豊かな生活空間
  バロック芸術の都ドレスデン、音楽・出版で有名な歴史的商都ライプチヒ、古都マイセンさらには自然に恵まれたエルツ山地、伝統や文化に満ちた地方都市などが豊かな生活空間を作り出しています。

ツヴィンガー宮殿中庭
ゼンパーオペラ