雇用について

 
求人
管理職クラスまでは、新聞広告などで求人するのが一般的です。特別な知識能力を有する者を採用する場合はヘッドハンティングの会社を利用することもできます。
採用
応募書類と面接に基づき雇用を決定します。試用期間を設けることができます。
雇用契約では、職務範囲、契約期間、勤務時間、給与、有給休暇などの雇用条件が決められます。
労働時間
法律では、一日の労働時間は8時間までと決められています。また週48時間となっています。ただし、6ヵ月(または24週間)で1日平均8時間を越えなければ、一日最高10時間まで可能です。
実際には、労働協約や個別の雇用契約などで各職場の労働時間が決められます。ザクセン州では、平均で年間1720時間と西ドイツ地域より10%ほど長くなっています。フレックス・タイムやシフト勤務の設定も可能です。
給与
最低賃金法はありません。通常、一般従業員の給与は、経営者団体と社外労働組合との間で締結された労働協約を基準に設定されます。なおザクセン州の場合、経営者も労働者も外部の団体に所属していない企業が多い、といわれています。
日本の賞与に相当するものとして、年末のクリスマス手当(一ヶ月給与程度)が一般的です。また、夏季休暇手当を支給する企業もあります。
有給休暇
法律では、年間最低24日の有給休暇を付与することになっています。
病気欠勤は、3日までは医師による診断書なしの報告で可能です。
経営協議会
(Betriebsrat)
従業員5名(18歳以上などの条件がある)以上の職場では従業員による経営協議会を設置することができます。これは、従業員より要請があれば設置できるもので、従業員の代表が一定の経営決定に参画できるものです。