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  【特色ある地方都市】
 
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マイセン
マイセンからザクセンの歴史がスタートします。919年ドイツ王ハインリヒ一世がマイセンに辺境伯を置いてから発展がはじまりました。12世紀には近隣で銀鉱山が発掘され富が集積されます。マイセンを更に有名にしたのはマイセン磁器です。18世紀はじめザクセン王国最盛期の王アウグスト強王の統治下、白磁の製法が発見されヨーロッパ最初の磁器工場が作られました。その後、製法とデザインの多様化が進み19世紀には現在のマイセン磁器の図柄もほぼ確立しました。
現在のマイセン市には、こうした歴史を示す見所が多くあります。15世紀に建てられた後期ゴシック様式のアルブレヒツブルグ城、マイセン磁器の仕掛け時計をほどこしたフラウエン教会、ゴシック様式の市庁舎などの歴史建造物が有名です。
またマイセンはワインの産地としても知られています。ドイツで最も北東にあるぶどう畑から800年の歴史をもつ辛口の白ワインが生産されています。毎年9月にはワイン祭りが賑やかにおこなわれます。市の中心部にある"Vincenz Richter"は1523年からある歴史的なワインレストランとして有名です。

トルガウ
エルベ河を北に下り、ザクセン州の北部に来ると左岸にトルガウの町があります。この町のエルベ河に架かる橋の上で、1945年4月25日東西からドイツ軍と戦ってきた米ソ両軍が出会ったことで有名です。所謂「エルベの誓い」の場所です。
また、宗教改革のマルティン ルターゆかりの地としても知られています。ルターは当時この地の領主が理解者であったことからしばしばここを訪れています。1544年には、プロテスタントの最初の新築教会がルターによって建てられました。またルターの妻カタリナの墓が聖マリエン教会にあります。

写真:1627年最初のドイツ語オペラ"ダフネ"(ハインリヒ・シュッツ)が上演されたハルテンフェルス城

バウツェン
ドレスデンからポーランドに向かい東へ60km、アウトバーンA4を出てすぐの古い歴史都市がバウツェンです。1002年にこの町がはじめて歴史に記録されたことから2002年には千年祭を祝いました。オルテンブルグ城を中心に高台に広がる市街には、20近い塔と要塞、城壁がほぼ昔のままに残されていますので、近代的なアウトバーンから出て街に向かうと、さながら中世の世界に入ってきたイメージです。ソルブ地域最古の聖ペトロ教会は、東ドイツ唯一の非宗派別教会(1524年以来)としてカトリックとプロテスタントのチャンネルの役割を果たしてきたことで知られています。
バウツェンは、このように少数民族言語ソルブ語文化の中心地として知られています。街の表示にはソルブ語が併記されているほか、ソルブ文化に接することができます。特にイースターには、市場で伝統的な卵細工の工芸品が売られ、キリスト復活を伝える使者を表す伝統行事である騎馬行列などとともにソルブ文化を満喫することができます。
バウツェンは、新しい産業にも力をいれています。郊外には工業団地も開発されています。古くから、鉄、機械、繊維など幅広い産業を持っていますが、ポーランドなどへのEU拡大にあわせその重要性が高まっています。

カーメンツ
ドレスデンの北東40kmにあるカーメンツもソルブ文化を示すきれいな街です。イースターでの騎馬行列は特に有名です。また、ドイツ啓蒙文学のレッシングが生まれた街としても知られています。

写真:イースターでの騎馬行列

ゲルリッツ
ナイセ河を挟んでポーランドと国境を接するシュレジエン地方の歴史都市です。かつての城塞の跡が残り、またポーランドとの間で都市が分割されるなど、過去の歴史が色濃く反映していますが、同時に、織物と商業で栄えた名残のある古い町並みは素晴らしい景観を示しています。高さ200mの玄武岩の展望塔からは国境を越えてポーランドをも眺望することができ、また後期ゴシックからグリュンダーツァイト(19世紀後期の泡沫会社群生時代)、ユーゲントスティール(19世紀終わりから20世紀はじめの青年派様式)にわたる3,500にのぼる記念建造物は歴史遺産として保護されています。
ポーランドへのEU拡大は、この分割都市を新しいヨーロッパの象徴的な都市へと大きく変えてきています。産業面でもドレスデンまでアウトバーンで100kmの距離にあり、ドイツとポーランド経済を結ぶ重要な地点として発展が期待されています。

フライベルグ
ケムニッツの東30kmにある、銀鉱山で発展してきた都市です。ドイツ最初の自由鉱山市です。戦渦を免れたこともあり、市を取り巻く城壁の中に、聖マリエン聖堂など多くの歴史遺産をみることができます。また最古の市民劇場ではオペラも楽しめます。昔の坑道見学ツアーも観光のために用意されています。
フライベルグは、鉱山学科を有する大学町としても知られています。現在は鉱山技術の伝統も活かし、新しい環境技術、リサイクル技術などの産業分野に展開してきています。

アナベルグ・ブーフホルツ
町の名前は、銀山の庇護者アンナに由来します。15世紀に銀鉱脈が発見され1496年に町がつくられました、1530年頃にはザクセンで2番目に重要な町として隆盛の時を迎えます。現在、半分ほど遺された町を取り巻く城壁の中に、後期ゴシック様式で最大の聖アナベルグ教会を中心に700に及ぶ歴史的な建築物が保護され往時を偲ばせています。また500年以上前から続いてきた鉱山業から派生して、鉱物学や、鉱石細工、木工細工などの伝統工芸が盛んです。エルツ山地博物館でそれらが展示されています。
12月は、キリスト教とエルツの鉱山文化に彩られた光のクリスマス市が有名です。第4降臨節の日曜日に行われる鉱夫のパレードや音楽隊の演奏がそのハイライトで、多くの観光客でにぎわいます。エルツ山地の美しい町の一つです。
またドイツ算術で知られるアダム・リース(1492-1559)ゆかりの町でもあり、アダム・リース博物館でその事蹟を見学することができます。

写真:クリスマス市

プラウエン
ケムニッツからバイエルン州ミュンヘンに向かうアウトバーンA72を走ると人口7万人のプラウエン市に着きます。この町は、プラウエン レース(Plauenspitze)で有名な町です。木綿レースの歴史は15〜16世紀にまでさかのぼります。1880年にネット刺繍の技法が導入され今日のプラウエン レースが確立されました。1990年にはパリ国際展示会でグランプリを受賞しました。1984年オープンしたプラウエン レース博物館で詳しく見学することができます。また50年の歴史をもつプラウエンレース祭が毎年6月に開かれています。
世界最大級の石の鉄道橋ゲリュチュタール橋はこの町の近郊にあります。

写真:鉄道橋ゲリュチュタール橋(1851年開通)

グラスヒュッテ
ドレスデンからチェコ国境へ向かって南下すると山間にドイツの時計発祥の地グラスヒュッテがあります。かつての銀鉱山が衰退した後、19世紀半ば政府の支援を得ていわば「町おこし」としてはじまったのがこの土地の時計産業です。フェルディナンド・アドルフ・ランゲがその創始者です。東西冷戦時代、および1990年の再統一など幾多の変遷がありましたが、現在は、ランゲ、グラスヒュッテ・オリジナルなどの有名ブランドを世界に供給し続けています。